結論から言って、振込手数料が無料のオンラインバンキングを利用するのであれば、インターネット上にのみ店舗を持つネットバンキングが望ましいといえます。
ネットバンキングとは、実店舗を持たずインターネット上ですべての手続きを完了させるタイプの銀行です。
最近はネットバンキングも増加しており、それぞれに振込手数料や金利、キャンペーンにいたるまで色々な違いがあります。
- ネットバンキングと通常の銀行は何が違うんだろう
- 安全性はしっかりしているんだろうか
- 自身に合った振込手数料無料のネットバンキングはどれなんだろう
ネットバンキングを利用したいと思っても、上記の様な悩みも出てくるでしょう。
本記事では、ネットバンキングと通常の銀行との違いから振込手数料が無料で利用できる5つのネットバンキングの紹介、ネットバンキングを利用すべき理由などをご紹介します。
この記事を読んで、是非自身に合ったネットバンキングを探してください。
この記事で分かること
- ネットバンキングと通常の銀行の違いは店舗があるかどうかなど5点
- ネットバンキングの安全性はかなり高いといえる
- 振込手数料無料で利用できるネットバンキング5選
- ネットバンキングを選ぶべき理由は振込手数料がシンプルで分かりやすいなど3点
- ネットバンキング選びに迷ったら貯めたいポイントで選ぶのも1つの手
最初に、ネットバンキングと通常の銀行との違いを見ていきます。
ネットバンキングと通常の銀行の違いは店舗があるかなど5点
ネットバンキングと通常の銀行との大きな違いとしては、以下の4点です。
- ネットバンキングには実店舗がない
- ネットバンキングは通常の銀行よりも金利を高めに設定しているところもある
- 振込手数料は通常の銀行よりも比較的低め
- 自前のATMがない場合が多くATM無料利用回数に制限がある
- 自身でIDやパスワードを管理する必要がある
現在ネット上にのみ店舗がある銀行は、以下の12行となります。
- auじぶん銀行
- GMOあおぞら銀行
- paypay銀行
- UI銀行
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
- セブン銀行
- ソニー銀行
- 大和ネクスト銀行
- みんなの銀行
- 楽天銀行
- ローソン銀行
(アルファベット、50音順)
上記銀行の特徴をもとに通常の銀行との違いを比較していくと、通常の銀行との違いが見えてきます。
どんな違いが見えたのか、1つずつ詳しく解説していきます。
ネットバンキングには実店舗がない
ネットバンキングと通常の銀行の最も大きな違いは、実際の店舗があるかという点です。
ネットバンキングはインターネット上で手続きが完結する性質上、実際の店舗がありません。
そのため、口座開設から振込手続きに至るまですべてを一人で完了する必要があります。
自身で口座開設できる自信がない人や、対面で直接サポートを受けたい人などは、実店舗での利用が合っているといえます。
しかし、ネットバンキングもサポート体制がないわけではなく、電話やチャットでの問い合わせができるなどサポートは充実しているといえるでしょう。
口座開設や振込手続きも必要事項をネット上で記入するだけであり、店舗で手続きをするよりも時間短縮となります。
仕事の休憩中や子どものお昼寝中など、まとまった時間が取れなかったり外出するのが難しい人には特にネットバンキングの利用が合っているでしょう。
ネットバンキングは通常の銀行よりも金利を高めに設定しているところもある
ネットバンキングは、通常の銀行に比べて金利を高めに設定している場合があります。
その理由は、店舗を持たずネットのみの運営のため、人件費や店舗のテナント代等に宛てる費用を削減できるからです。
実際に、大手メガバンクとネットバンキングの金利を比較してみます。
金利比較表
金融機関名 | 普通預金金利 | 定期預金金利 (1ヶ月〜10年) |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 0.001% | 0.002% |
三井住友銀行 | 0.001% | 0.002% |
みずほ銀行 | 0.001% | 0.002% |
auじぶん銀行 | 0.001%〜0.2% | 0.03%〜0.05% |
GMOあおぞら銀行 | 0.001%〜0.110% | 0.02% |
paypay銀行 | 0.001% | 0.03% |
UI銀行 | 0.1% | 0.12%〜0.3% |
イオン銀行 | 0.01%〜0.1% | 0.01% |
住信SBIネット銀行 | 0.001%〜0.01% | 0.02% |
セブン銀行 | 0.001% | 0.01% |
ソニー銀行 | 0.001% | 0.01%〜0.350% |
大和ネクスト銀行 | 0.005% | 0.005% |
みんなの銀行 | 0.001% | 0.1%〜0.3% |
楽天銀行 | 0.02%〜0.04% | 0.02% |
ローソン銀行 | 0.001% | 0.03% |
上記表からも分かる通り、ネットバンキングはメガバンクよりも金利が高めの傾向にあります。
最も金利の高いUI銀行は、なんと普通預金金利がメガバンクの100倍です。
メガバンクに預金があるが金利がほとんどつかなくてデメリットを感じている人などは、ネットバンキングを検討してみるのが良いでしょう。
金利 | はじめての方へ | 個人口座 | GMOあおぞらネット銀行
ネットバンキングの振込手数料は通常の銀行よりも比較的低め
ネットバンキングから他行への振込手数料は、ネットバンキングの方が低い所が多いです。
その理由も先ほどの金利と同じく、振込にかかる人件費などの経費を抑えているためです。
ここでも、振込手数料を実際にメガバンクと比較してみましょう。
振込手数料比較表
金融機関名 | 他行宛て振込手数料 (メガバンクはオンラインバンクの振込手数料で比較) |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 154円〜220円 |
三井住友銀行 | 165円〜330円 |
みずほ銀行 | 150円〜320円 |
auじぶん銀行 | 月3〜15回無料 以降は99円 |
GMOあおぞら銀行 | 月1回無料 以降は75円 |
paypay銀行 | 145円 (三井住友銀行の本人名義あて振込は無料) |
UI銀行 | 86円 (きらぼし銀行宛て振込は無料) |
イオン銀行 | 110円 |
住信SBIネット銀行 | 77円 (三井住友信託銀行への振込は無料) |
セブン銀行 | 165円 |
ソニー銀行 | 月1回無料 以降110円 |
大和ネクスト銀行 | 月3回無料 以降154円 |
みんなの銀行 | 200円 |
楽天銀行 | 145円 |
ローソン銀行 | 165円 |
メガバンクは最も振込手数料の低いオンラインバンキングからの振り込みで比較をしましたが、それでもネットバンキングの方が手数料が低いのがお分かりでしょう。
さらに、メガバンクはATMや窓口からの振り込みは、さらに振込手数料が高くなります。
最も振込手数料が高かったのは、みずほ銀行の窓口振込で880円でした。
同じ金額を振り込んでも、ネットバンキングと窓口振込では最大800倍以上の手数料の差がありました。
振り込みで手数料を取られたくない人は、ネットバンキングをメインバンクにしていくことを考えても良いかもしれません。
手数料 | はじめての方へ | 個人口座の開設 | GMOあおぞらネット銀行
手数料一覧(振込手数料・ATM手数料など)|個人のお客さま|楽天銀行
自前のATMがない場合が多くATM無料利用回数に制限がある
ネットバンキングの中には自前のATMをもっていない銀行もあり、ATMが無料で利用できる回数が限られている場合があります。
ここでも、実際にATM利用回数があるのか比較をしてみましょう。
ATM利用回数
金融機関名 | ATM利用回数 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 入出金:8:45~21:00無料 以外の時間:110円 |
三井住友銀行 | 三井住友銀行 本支店ATM 8時45分~18時:無料 上記時間外(土日祝含む):110円 イーネット・ローソン銀行・セブン銀行 ATM 8時45分~18時:220円 上記時間外(土日祝含む):330円 |
みずほ銀行 | みずほ銀行ATM 平日8時45分~18時00分:無料 平日8時00分~8時45分、18時00分~23時00分:110円 平日23時〜8時:220円 土日8時00分~22時00分:110円 土日0時00分~8時00分:220円 土日22時00分~24時00分:利用できない 祝日8時00分~23時00分:110円 祝日23時〜8時:220円 |
auじぶん銀行 | 入金無料:月2回 出金無料:月2回 以降110円 |
GMOあおぞら銀行 | 入金:無料 出金:月2回無料 以降:110円(ステージで無料あり) |
paypay銀行 | 入出金:月1回無料 以降3万円以上:無料 3万円未満:165円 |
UI銀行 | 預入:セブン銀行 無料 きらぼし銀行ATM:無料 引出:セブン銀行 110円 きらぼし銀行ATM:平日18時まで無料 その他(土日祝も):110円 |
イオン銀行 | 出入金:無料 (イオン銀行ATMのみ) |
住信SBIネット銀行 | 預入:無料 出金:7:00~19:00 無料 その他の時間:110円 |
セブン銀行 | 預入:無料 出金:7:00~19:00 無料 その他の時間:110円 |
ソニー銀行 | 預入:無料 引出:月4回まで無料 以降:110円 |
大和ネクスト銀行 | 提携ATMは無料 時間外:110円 |
みんなの銀行 | 入金:無料 出金:110円 |
楽天銀行 | 220円〜275円 |
ローソン銀行 | 入出金:7:00~19:00 無料 それ以降:110円 |
比較してみると、細かい違いはありますが、メガバンクは平日の時間内であれば何回でもATM利用料は無料です。
ネットバンクは、月のATM利用回数が決まっている場合が多いのが分かると思います。
月に何回もATMから入出金を行う人は、メガバンクや自前のATMを持っているイオン銀行やセブン銀行、ローソン銀行などの銀行を検討してみましょう。
参照:提携ATM利用手数料
自身でIDやパスワードを管理する必要がある
ネットバンキングに口座開設する際に必要となるログインIDやパスワード、暗証番号など取引にかかるパスワード番号等は、自身で管理する必要があります。
通常の銀行であれば、口座番号を忘れた場合でも本人確認書類があれば銀行員が口座を探してくれます。
しかし、ネットバンキングはIDやパスワードの再発行に時間がかかります。
自身で管理する自信がない人や、管理が面倒という人は、通常の銀行を利用する方が良いでしょう。
では、次にネットバンキングの安全性について見ていきましょう。
参照:ログインパスワード・暗証番号・ログインID – PayPay銀行
ネットバンキングの安全性はかなり高いといえる
結論から言いますと、ネットバンキングの安全性はかなり高いといえます。
なぜならインターネット上のみの店舗であるため、一度情報流出などで信用をなくした場合、倒産の危険が通常の銀行より高いからです。
そのため、ネットバンキング各社ともにセキュリティ対策に力を入れています。
- ワンタイムパスワード導入による使い捨てパスワードの発行
- 取引パスワードを設定して、取引毎にパスワードを入力する
- 自動ログアウト機能やログインロック機能で不正アクセスを防止
その他、ファイアウォールを行っていたりと、不正アクセスによる情報流出がないよう対策を行っています。
事実、インターネットバンキングの不正送金は年々減少しています。
ただ、不正アクセスの手口で最も多いのは、利用者の管理の甘さを利用して入手されているものです。
安全にネットバンキングを利用するためには、自身でもセキュリティ対策をしっかりと行う意識が大事です。
現在は、パスワード管理アプリなど簡単に複数のパスワードを管理できるツールもあるため、便利なツールを利用しながらネットバンキングを安全に使用しましょう。
次は、振込手数料が無料で利用できるネットバンキング5選を紹介します。
参照:セキュリティ対策
広 報 資 料 令和4年9月15日 警 察 庁(不正送金はp.10不正アクセスはp.19)
振込手数料無料で利用できるネットバンキングは大和ネクスト銀行など5選
振込手数料無料で利用できるおすすめのネットバンキングは、以下の5行です。
- 大和ネクスト銀行
- 住信SBIネット銀行
- auじぶん銀行
- みんなの銀行
- ソニー銀行
一概に振込手数料無料といっても、各銀行で特徴が大きく違います。
各ネットバンキングの特徴を把握して、自身がお得に利用できる銀行を見つけてください。
大和ネクスト銀行は他行振込でも本人名義なら無料で送金可能
大和ネクスト銀行の最も大きな特徴は、本人名義の振り込みであれば他行宛てでも無料で行える点です。
本人名義の振り込みであれば無料回数にカウントされないため、何回でも無料で振り込み可能。
給与振り込み口座と普段使いの口座、貯蓄用口座など口座を何個も使い分けているという人は、特にお得に利用できるでしょう。
さらに普通預金の金利も0.005%、定期預金はなんと0.05%と通常の金利よりも高いため、ただお金を置いておく銀行として利用するのもおすすめです。
ゆうちょ銀行や三井住友銀行、セブン銀行の規定時間内であれば無料で入出金も可能です。
とにかく手数料を抑えたい、金利も高い方が良いという人は大和ネクスト銀行を利用して行きましょう。
大和ネクスト証券基本情報
公式HP | 大和ネクスト銀行 |
---|---|
振込手数料 (自行) | 無料 |
振込手数料 (他行) | 本人名義:無料 他人名義:月3回無料/4回以降154円 |
ATM利用料 (ゆうちょ銀行) | 入金:無料 出金:平日8:00〜19:00、土9:00〜19:00無料 それ以外110円 |
ATM利用料 (三井住友銀行) | 入金:無料 出金:110円 |
ATM利用料 (みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、SMBC信託銀行) | 入金:できない 出金:110円 |
ATM利用料 (セブン銀行) | 入金:無料 出金:平日8:00〜19:00、土9:00〜19:00無料 それ以外110円 |
ATM利用料 (ローソンATM、イーネット) | 入金:無料 出金:110円 |
普通預金金利 | 0.005% |
住信SBIネット銀行はランクが上がると最大月20回まで振込手数料が無料になる
住信SBIネット銀行はスマプロランクというランクサービスがあり、もっとも上のランクに到達すると振込手数料とATM利用料がなんと月20回まで無料となります。
月に20回以上も振込や入出金をすることはそれほど多くはないため、ほとんど毎回無料で振り込みできるといえるでしょう。
ただ、もっとも上のランクに到達するには外貨預金か仕組み預金が500万以上など、普通に預けているだけでは達成できません。
そんなに預けられないという人は、ランク2を目指しましょう。
ランク2は口座開設をして、スマート認証NEOに登録すると条件が達成できます。
スマート認証NEOとは、住信SBIネット銀行とスマートフォンの生体認証の本人情報を紐づける方法です。
ランク2でも、振込手数料とATM利用料は月5回まで無料で利用できます。
比較的簡単にランクを上げられ、セキュリティ強化もできるため、一石二鳥の方法といえます。
口座開設から4ヶ月目までは、条件達成していなくてもランク2の手数料優遇を受けられるため、その間にスマート認証NEOを登録しておきましょう。
住信SBIネット銀行基本情報
公式HP | NEOBANK 住信SBIネット銀行 |
---|---|
振込手数料 (自行) | 無料 |
振込手数料 (他行) | 三井住友信託銀行:無料 その他銀行:月1回〜20回無料 それ以降:77円/回 |
ATM利用料 | 入金、出金:月2回〜20回無料 それ以外110円/回 |
普通預金金利 | 0.001%ハイブリッド預金:0.01% |
参照:スマート認証NEO | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行
auじぶん銀行は三菱UFJ銀行への振り込みが無料でできる
auじぶん銀行は、三菱UFJ銀行への振り込みが無料でできるのが特徴です。
三菱UFJ銀行は口座を持っている人も多く、そこへ無料で振り込みができるのはとてもお得に利用できる銀行といえます。
また、auじぶん銀行は名前の通り、au系列の会社のためau カードやau payを持っている人にはさらに特典がつきます。
au payにauじぶん銀行を連携するだけで金利が0.05%に上がり、さらにauカードやauカブコム証券と連携すると金利が上乗せされ、最大0.2%まで上がります。
さらに、auじぶん銀行のランクステージが上がっていくとpontaポイントも最大15倍ボーナスが付与されます。
なるべく高い金利で預けたい人やpontaポイントをたくさん貯めたい人などは、auじぶん銀行が向いているといえるでしょう。
auじぶん銀行基本情報
公式HP | Auじぶん銀行 |
---|---|
振込手数料 (自行) | 無料 |
振込手数料 (他行) | 三菱UFJ:無料 その他銀行:月3回〜15回無料 それ以降:99円/回 |
ATM利用料 | 入金:月2回無料 以降:110円(ゆうちょ銀行は220円/回) ランクシルバー〜プレミアムは何度でも無料 出金:月2回〜15回無料 それ以外:110円/回(ゆうちょ銀行は220円/回) |
普通預金金利 | 0.001%〜最大0.2% |
みんなの銀行は振込手数料優遇が月額600円で受けられる
みんなの銀行は、振込手数料優遇を月600円で受けられます。
聞き慣れない銀行名かと思いますが、みんなの銀行はふくおかフィナンシャルグループの100%子会社です。
九州の中でもトップシェアを持つ福岡銀行もふくおかフィナンシャルグループの子会社であるのを考えると、後ろ盾もしっかりとした会社であるといえます。
通常の銀行は、手数料優遇をうけるのに色々な条件を達成していかないと手数料優遇を受けられません。
しかし、みんなの銀行は口座にお金を入れていなかったとしても、月額料金の支払いにより振込手数料は無料で利用できます。
アプリもシンプルで使いやすく、簡単な操作でいくつもの仕分け口座を作れます。
色々な用途別に口座を分けているという人は、管理もしやすく他銀行に振り込みする手間もいらないため、便利に利用できます。
金利も月額料金を払えば0.3%になるなど、お金を預けながら少しでも増やしたいという人もメインバンクとして検討してみると良いでしょう。
みんなの銀行基本情報
公式HP | みんなの銀行 |
---|---|
振込手数料 (他行) | 200円プレミアムサービス:月10回無料 それ以降200円 |
ATM利用料 | 110円プレミアムサービス出金:月15回無料 それ以外110円/回 |
普通預金金利 | 0.001% |
貯蓄預金金利 | 0.1% プレミアムサービス0.3% |
参照:みんなの銀行 会社概要
ソニー銀行はランクが上がると海外ATM利用手数料が実質無料
ソニー銀行は優遇ステージのランクを上げると、海外ATMからお金を引き出す際も優遇が受けられ、最大月5回まで無料です。
その他にも、ソニー銀行はランクを上げると為替コストが下がったり外貨送金手数料が無料になるなど、外貨預金にとても力を入れてます。
外貨の定期預金はランクを上げていくと、外貨預金金利に0.03%の上乗せで金利が付与されます。
円だけでなく外貨預金にも興味があるという人や、旅行や出張でよく外国のATMでお金をおろすという人にはとても適した銀行といえるでしょう。
今は円だけを預けたいという人も、しっかりと優遇措置があります。
国内他行宛ての振込手数料は、ランクを上げると最大月11回まで無料。
ランクが上がっていない最初のステージでも、月1回は無料で振り込みできます。
Sony Bank WALLETというデビット付きキャッシュカードの所持により、月2回まで振込手数料が無料です。
ソニー銀行基本情報
公式HP | ソニー銀行 |
---|---|
振込手数料 (自行) | 無料 |
振込手数料 (他行) | 月1回〜11回まで無料 以降110円 |
ATM利用料 | 入金:無料 出金:月4回まで無料 以降110円 プラチナステージで回数制限なし |
普通預金金利 | 0.001% |
次に、ネットバンキングを選ぶ理由について解説していきます。
参照:優遇特典|優遇プログラム Club S|MONEYKit – ソニー銀行
ネットバンキングを選ぶべき理由は振込手数料がシンプルで分かりやすいなど3点
ネットバンキングを選ぶのが良い理由は、以下の3点です。
- 振込手数料やATM利用料金がシンプルで分かりやすい
- キャッシュバック制度などキャンペーン施策が多い
- 24時間いつでも手続きが可能
ネットバンキングは現在、預かり資産も増えるなど徐々に普及してきているため、興味があるという人は多いと思います。
そんなネットバンキングのメリットを、以下で詳しく見ていきましょう。
振込手数料やATM利用料金がシンプルで分かりやすい
ネットバンキングは振込手数料やATM利用料金が一律で決まっている所が多く、とても分かりやすいのも利点です。
通常の銀行の場合ネットバンキングから振り込みを行う場合と、窓口から行う場合では手数料が違います。
ネットで見た振込手数料で振り込めると思って窓口に行き、高額の振込手数料を取られてしまったという場合もあるでしょう。
ネットバンキングであれば振り込む時に手数料が画面に表示されるほか、手数料を間違える状況も起こりにくいといえます。
振込手数料が無料で振り込みできるネットバンキングが多いのも、多くの人から選ばれている理由といえるでしょう。
キャッシュバック制度などキャンペーン施策が多い
ネットバンキングは手数料優遇やキャッシュバック制度など、キャンペーンがとても充実しています。
口座開設でポイントがキャッシュバックしたり、金利が上乗せされたりと各社お得なキャンペーンが多くあります。
中には友達紹介でお金がもらえたり、Amazonで買い物をすると買い物代金がキャッシュバックされるなど、面白いキャンペーンを展開している企業もあります。
ネットバンキングでは「〇周年金利アップキャンペーン」など行っているところも多いため、口座開設の時期でもキャンペーンが変わったりします。
各社のキャンペーンをみて、自身に合った施策をしている銀行を探すのもよいでしょう。
24時間いつでも手続きが可能
ネットバンキングはインターネット上ですべて手続きが行えるため、24時間家にいながら手続きを行えます。
最初の章でもお伝えしましたが、ネットバンキングには実店舗はありません。
そのため、すべての手続きはネット上で行えます。
家にいながらでも、会社へ移動中でも手続きは可能なうえ、窓口で何十分も手続きを待つ必要もありません。
本人確認書類や印鑑を忘れて家に取りに戻る、といったトラブルも少ないでしょう。
思い立ったらすぐに手続きできる手軽さも、ネットバンキングの利点といえます。
最後に、ネットバンキング選びが決まらない場合の決め方についてご紹介します。
ネットバンキング選びに迷ったら貯めたいポイントで選ぶのも1つの手
ネットバンキング選びに迷ったら、自身がどのポイントを貯めていきたいかで選ぶのがよいでしょう。
なぜなら、ポイントが分散されていると効率的に利用できないからです。
ポイントは現在、生活と切り離せないほど浸透しており、「ポイ活」と呼ばれる活動があるほど重要な制度です。
各社ともに様々なポイントが発行されており、ショッピングに使えるのはもちろん、最近では投資ができるポイントまであります。
ネットバンキングもそれぞれに貯まりやすいポイントがあるため、口座を開設してから後悔しないように、先にポイント相性を確認して口座開設しましょう。
一方、ポイント付与をしていない銀行もありますが、その分現金キャッシュバックをしていたり、金利を高く設定していたりと還元方法も違います。
自身は何を最も重要視して口座開設するのか考えてから、ネットバンキングを選んでいくと良いでしょう。
ネットバンキングと貯まりやすいポイント比較表
金融機関名 | 貯まりやすいポイント | ポイントの主な使用場所 |
---|---|---|
auじぶん銀行 | pontaポイント | ローソン じゃらん au ホットペッパービューティー等 |
GMOあおぞら銀行 | pontaポイント | ローソン じゃらん au ホットペッパービューティー等 |
paypay銀行 | paypayポイント | paypay加盟店 Yahoo!ショッピング ポイント投資 |
UI銀行 | なし | |
イオン銀行 | WAONポイント | イオン マックスバリュー ダイエー まいばすけっと等 |
住信SBIネット銀行 | スマプロポイント JALマイル(スマプロポイントを交換) | ※下記はJALマイル使用場所 JAL航空チケット代 エネオス ディノス イオン 松坂屋オンラインストア等 |
セブン銀行 | nanacoポイント | セブンイレブン 西武・そごう デニーズ アカチャンホンポ ロフト等 |
ソニー銀行 | なし (現金キャッシュバック) | |
大和ネクスト銀行 | なし | |
みんなの銀行 | なし | |
楽天銀行 | 楽天ポイント | 楽天市場 マクドナルド ミスタードーナツ ファミリーマート等 |
ローソン銀行 | pontaポイント | ローソン じゃらん au ホットペッパービューティー等 |
参照:提携店・サービス | PontaWeb[Pontaカード/Pontaポイント]
ポイントサービス | 商品・サービス一覧 | 個人口座の開設 | GMOあおぞらネット銀行
PayPayポイントを「使う」 – キャッシュレス決済のPayPay
スマプロポイントについて | スマートプログラム | NEOBANK 住信SBIネット銀行